周囲のサポートを整える

抱擁

精神的疾患や身体的な疾患の治療は家族のサポートが必要不可欠です。特に適応障害を負っている人に関しては環境が適応障害を引き起こす要因となったこともあるので、家族ぐるみで治療のサポートにあたる必要があります。もし仕事のストレスが原因で適応障害が引き起こされているのであれば仕事を辞めることにもなるので経済的な支えも必要になることが予想されます。その上で病院で精神的なストレスを除去し、ストレスに対する耐性を上げていくことになるのです。ストレス耐性が低い人は習慣的、性質的なものが要因となっているので、それを変えることは難しいものがあります。時間がかかるので、その間は家族の助言や理解が必要なのです。完治まで焦らさず、見守ることが適応障害の治療では必要なのです。

ストレスに気付き、耐性を上げていくためには認知行動療法などが行なわれます。ストレスを除去する簡単な方法として、回避する方法があります。ある特定の状況下で働いていたため身体的なストレスや精神的なストレスを感じている場合、仕事場を変えたりすることが根本的な除去になります。しかし、ストレスの原因は多くの場合回避し続けることはできません。いじめを受けている、人間関係がうまくいかないという場合にはそれを避け続けることはできないのです。一時的にストレスの原因が無くなったとしても、また同じことがおこるのではないかと恐怖心を抱いてしまうのが適応障害の特徴でもあるのです。

そういった回避できない状況に対策するためには認知行動療法が大切な適応障害治療の鍵なのです。認知行動療法は自分の行動への気付き、不安感との向き合い方をゆっくりと時間をかけて気づかせていく方法です。自然の中では自分の目的がかなわないこともありますが、それを受け入れる方法を学んでいくのです。これらの認知行動療法ができる環境を作り出すには、家族や周囲のサポートが必要不可欠になってきます。

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